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飛び級

 「飛び級」と聞くと特別、特にできる子・賢い子のためのものとイメージされる方が多いかもしれません。

 「飛び級」とは学年の枠を飛びこえることです。小学2年生は小学2年生の学習を、小学5年生は小学5年生の学習をしている小学校にはない取り組みですね。

 小学校における学年ごとの学習内容は、もちろん学年における発達段階などに合わせたものになっています。しかし、小学生の間は子どもたちそれぞれの発達段階の個人差が大きいです。小学校での学級指導では、それぞれの「できる・できない」に合わせることに限界があります。

 簡単に言えば、できない子についてはどこかのタイミングで学級全体の進度においていかれてしまうし、できる子に関しては十分に理解していても学級全体が進むのを待たなければなりません。学級指導の上では必要なことかもしれません。しかし、理解できずに進んでしまうことも、理解できているのに待たなければならないことも、もったいないように感じられませんか?子ども一人ひとりの学習のことだけを考えれば、それがベストであるとは思えません。ちなみに、小学校での指導はどちらかと言えば「できない子を少なくする」ように考えられた進度のように感じられます。普通の子であれば、待つことになる場合が多いようです。

「飛び級」は学年の枠にとらわれることなく、できたら進むというだけです。きちんとできたら進むのです。できていないのにただただ、進むようなことはありません。小学2年生が小学2年生の勉強ができたら、小学3年生の勉強に進みます。できているから、進むのです。逆に、きちんとできていなければ戻ります。できていないのなら、きちんと戻ればいいのです。小学3年生だけど小学2年生の勉強がきちんとできていなければ、小学2年生の勉強に戻ります。心配は必要ありません。そこからまたドンドン進めばいいのです。

 「飛び級」は特別な指導のあり方ではありません。そして、特別できる子・賢い子のための指導のあり方でもありません。その他多くの習い事でも採用されている指導のあり方です。飛び級は他の習い事と同じ、習い事の1つなんです。

 例えば、スイミング。クロールの指導が始まったら、クロールができるまで頑張る。そして、クロールがきちんとできたら次は平泳ぎの指導が始まるでしょう。例えば、ピアノ。ある曲の指導が始まったら、それが弾けるまでとにかく頑張る。そしてそれがきちんと弾けたら、それより少し難しい次の曲の指導が始まりますよね?これができたら、次はあれができる。できたら次にちゃんと進めるから、それが嬉しいし楽しいし頑張れるんですよね。もうきちんとできるのに、いつまでもクロールばかりで、いつまでも同じ曲ばかりで、次に進めないと退屈してしまうでしょう。

ちなみに、勉強のことになると「もし、できなかったら…」と深刻に考えてしまう場合があります。その答えも、他の習い事と同じです。クロールができなかったら、きらきら星が弾けなかったら…そう子どもが悩んでいたら、どうなさいますか?おそらく「ゆっくりでいいから頑張ろう。きっとできるようになるから。」とできるようになるまで気長に待ってあげるのではないでしょうか。子どもが勉強でつまづいてしまったときも、必要なことは全く同じなのです。進むことばかりが注目されがちですが、飛び級は、できなければそこでねばって頑張ることもできるのです。

実際に、塾生たちの進度はそれぞれで、つまづくポイントも全く違います。飛び級はそんな子どもたちそれぞれに合わせられます。

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